暖房器具の性能を徹底比較

暖房器具(エアコン・石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーター・オイルヒーター・電気ファンヒーター・電気ストーブ・ホットカーペット・こたつ・電気毛布・あんか・ひざかけ)の性能を徹底的に比較します。

7項目を表で見る

【暖房器具の性能比較】
ランニング
コスト
暖房
スピード
安全性 メンテナンスの手間 匂いがない 空気の汚れ 価格
エアコン あり ¥60,000~
石油ストーブ あり ¥7,000~
石油ファンヒーター あり ¥10,000~
ガスファンヒーター あり ¥13,000~
オイルヒーター なし ¥10,000~
電気ファンヒーター なし ¥4,000~
電気ストーブ なし ¥3,000~
ホットカーペット なし ¥5,000~
こたつ なし ¥6,000~
電気毛布 なし ¥2,000~
あんか なし ¥1,000~
ひざかけ なし ¥4,000~

Joshin「暖房器具特集 2015 ~お部屋全体の暖房」をもとに作成。価格は大手メーカーのものを参考にしていますが、温める範囲は暖房器具によって異なります。)

一番優れているのは?

上の表は家電量販店・Joshinが作成したものを参考にしました。

部屋全体を温める暖房器具として、家電量販店・Joshinは一番儲かるエアコンを優位になるように採点していますが、エアコンの暖房時は室外機の霜を溶かすため1時間以内に数分だけ止まります。また、本体価格が高いです。

よって、エアコンは理想的な暖房器具ではありません。エアコン以外で部屋全体の空気を暖めたい場合、本体価格の安い石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターがオススメです。

併用して効果を上げる

部屋全体を温める暖房器具としてエアコン・石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターはランニングコストと暖房スピードに優れています。

一方、部分的に暖めたい場合は、ホットカーペット・こたつ・電気毛布・あんか・ひざかけがオススメです。なぜなら、ランニングコスト・暖房スピード・安全性・メンテンナンスの手間・匂い・空気の汚れ・価格の全7項目で優れているからです。

よって、部屋全体を温める暖房器具と部分的に温める暖房器具を併用することをオススメします。

サーキュレーターで暖房効率を上げる

エアコンがランニングコストと暖房スピードを両立しているのは風で熱を運ぶからです。

ストーブやヒーターで温めた空気をサーキュレーター(または扇風機)で流せば、効率よく部屋中を温めることができます。