格安通話のクレジットカード払いは危険
格安通話などで使われる決済方法で、クレジットカード払いは危険です。
カード番号や有効期限は簡単に盗まれる
パソコンやスマホ、最近では大手企業の公式ホームページにウイルスが感染しており、クレジットカード利用者のカード番号や有効期限、セキュリティコードが盗まれる事例が多発しています。
ウイルス対策ソフトを導入していても、新種のウイルスには対応できず、被害を完全に防ぐことはできません。
よって、格安通話サービスの決済方法が「クレジットカード払いのみ」のところとは、契約しないことが無難です。
ネットの不正利用は補償の対象外
クレジットカードが不正使用されても、カード会社の補償により、カード使用者は1円も代金の負担をする必要はありません。
しかし、クレジットカードのネット被害は補償対象外で詳しく解説していますが、通常のクレジットカードでは、インターネットにおける不正利用は補償対象外になります。
つまり、あなたのクレジットカードがインターネットで不正利用に使われた場合には、その代金はあなたが負担しなければいけないのです。
クレカがいらないのはLINE・skype・050free
現在、多くの格安通話サービスではクレジットカードを使った後払いです。一方、プリペイドカードなどを使った先払いの格安通話サービスがあります。LINE電話・skype・050freeです。
LINE電話
「iTunesカード」や「LINEプリペイドカード」などの電子マネーを購入することで、LINE電話を利用できます。
skype
「skypeクレジット」という電子マネーをコンビニや楽天銀行で購入することで、skypeを利用できます。
050 free
前払い式カード「ブラステルカード」に、コンビニでチャージ(入金)します。通話料は使用した分のみチャージされた残高から引き落としされます。
余談:リアル店舗もクレカは危険
キャッシュカードの磁気情報を読み取る「スキミング」と呼ばれる手口で作られた偽造カードによる被害が続出しています。
松村喜秀氏の著書「スキミング―知らないうちに預金が抜き盗られる」によると、スキミング装置はポケットサイズです。
飲食店などの支払いの際、店員がお客から預かったクレジットカードをスキミングすれば、クレジットカードのカード番号や有効期限のみならず、暗証番号さえも盗み出すことが可能です。
クレジットカードの暗証番号を使って不正使用された場合、カード会社は補償しくれません。
つまり、ネットショップにかぎらずリアル店舗の決済でもクレジットカードは危険です。