小保方さんが取れば覆った「ノーベル賞を取れる人の特徴」
日本人がノーベル賞を取る定義は「男性」「国立大学出身」「大学では非優秀」です。小保方晴子さんがノーベル賞を受賞していればこの定義が変わっていました。
定義1:男性
日本のノーベル賞受賞者はすべて男性です。
内閣府男女共同参画局「平成17年版男女共同参画白書」で紹介されていますが、そもそもノーベル賞受賞者に占める女性の割合は5パーセント、自然科学部門に限れば2パーセントにしかいません。
定義2:国立大学出身
日本のノーベル賞受賞者はすべて国立大学出身の人です。
一方、小保方晴子さんは私立の早稲田大学出身です。
定義3:大学では非優秀
吉成真由美氏の著書「危険な脳はこうして作られる」の中で、ハーバード大学教授の調査によれば、「大学でオールAの学生は社会人になると優秀ではなくなる」そうです。
森健氏の著書「天才とはなにか?」でも、メンサ(人口上位2パーセントのIQを有する者のが集まる非営利団体)のメンバーが、平社員でもない管理職でもない微妙な地位の職務に付いていると書かれていました。
そもそも大学で評価されるのは、どの教科も優れた成績を取る人物です。特定の学問だけに突出して優れ、他のすべての学問の成績が悪い人材は、評価されません。
一般的に、ノーベル賞をとる人は有名大学出身で大学では目立たない成績を取ります。
一方、小保方晴子さんはライブドアニュース「優秀と評判の小保方さんに「実験ノート見せろと言えず」STAP論文共著者・若山教授」で紹介されている通り、「ハーバード大学のバカンティ教授の右腕と言われるくらい優秀な研究者」でした。
その他:長期の海外留学なし
高専卒業し隊「日本のノーベル賞受賞者の共通点」で紹介されていますが、ノーベル賞の自然科学部門で受賞した日本人は、海外に留学したり、勤務していた人が非常に多いです。
一方、小保方さんはハーバード大学へ留学しましたが、1年程度です。
小保方さんが受賞していれば3つの定義が破られる
小保方晴子さんがノーベル賞を受賞していれば「男性」「国立大学出身」「大学では非優秀」の3つの定義が破られ、次の快挙が誕生していました。
- 日本人初の私立大学出身
- 日本人初の女性
- 大学でも社会人になっても優秀な成果
今までの日本のノーベル賞受賞者には、どれも当てはまらない項目であり、小保方晴子さんが受賞していれば常識が覆っていました。
逆に言えば、どれだけ小保方晴子さんがノーベル賞に遠い存在かが分かります。