家電量販店の長期保証が5年以下の理由
家電量販店の長期保証期間は5年以下がほとんどです。長期保証を5年以下にする理由を紹介します。
故障の大半は初期不良
私が数年前に読んだ雑誌の情報によると、家電製品の故障は、大半が初期不良です。そのため、故障率は購入後の1年間が最も高く、その後減少していきます。
購入後1年間はメーカーが保証してくれるため、家電量販店は何も負担しなくて良いのです。
故障率は5年後から高くなる
多くの家電量販店の長期保証期間が5年以下に設定されています。理由は下の図のように購入後の1年後~5年目が故障しにくいからです。
エアコンや冷蔵庫は10年保証
エアコンや冷蔵庫は故障率が低いので、多くの家電量販店では10年保証をつけています。
家電量販店によっては、有名なメーカーであれば、エアコンや冷蔵庫に無料で10年保証をつけてくれます。
結論:長期保証が5年以下の理由は故障率が低いから
家電の故障率が高い1年目はメーカーに負担させ、故障率が低い2~5年目は家電量販店が負担します。故障率が高くなる6年目以降は負担したくないので、長期保証を5年以下に設定しています。