修学旅行費の一部は教員の懐へ行く
修学旅行費は不正の温床となっており、修学旅行費の一部は学校の教師の懐に入っています。
修学旅行は不正の温床
ウェブリブログ「修学旅行費を利用した贈収賄を考える 教育と社会を考える」で紹介されていますが、中学校の校長先生が旅行会社から300万円を見返りとして受けとり逮捕されました。
この学校に限らず、全国の小・中・高校で修学旅行の不正は報告されており、修学旅行は「不正の温床」と呼ばれています。
修学旅行は儲かるビジネス
しかし、現在でも修学旅行は続いています。理由は儲かるからです。
高校では生徒が1学年あたり200人、旅行費用10万円と仮定すると、
10万円×200人=2000万円
の売上があり、旅行会社にとっては大きな収益です。しかも、修学旅行は宣伝広告費や人件費が少ないのに価格は高いという特徴があります。
旅行会社が裏金まで使って修学旅行を請け負いたい理由がよくわかりますね。
貧乏な生徒を黙認する教員たち
そもそも修学旅行の特徴は以下の点です行き先は教師が決める
- 費用は生徒の保護者が払い、価格は10万円前後
- 団体旅行の割に費用が高い
生徒や保護者が納得していないのにも関わらず、積立までして費用を集めること自体に問題があります。
しかも、公立の学校の教員らは貧乏な生徒をたくさん見てきたはずです。にも関わらず、修学旅行へ強制参加させる教員の行動は、倫理的に問題があります。
これからは参加拒否の強い意志を
修学旅行は、不参加を教員に申し出ると、今まで支払った積立金はほぼ全額が返還される仕組みです。
時間とお金の節約になるので、修学旅行に参加しないのもひとつの手です。