距離ならパナ アシストならヤマハ・ブリヂス
パナソニック製の電動自転車はアシスト力を抑えて走行距離を伸ばし、ヤマハ・ブリヂストン製の電動自転車は走行距離を抑えてアシスト力が大きいです。
パナソニック VS ヤマハ・ブリヂストン
下のグラフは、2007年度の国内の電動自転車市場のメーカー別シェアです。
(出典:シニアを狙え!高齢者にも安心の自転車)
市場は、日本の電動自転車メーカーが独占しており、現在でもほぼ同じ状態です。
ブリジストンの電動自転車はヤマハ製
ブリジストンの電動自転車はヤマハ製のものです。そのため、ヤマハとブリジストンの価格や性能は同じですが、お互いに争わないように、仕様を若干変えています。
一方、パナソニックはサンヨーを買収しており、サンヨーの技術とパナソニックの資本力を融合。
現在の電動自転車市場は、パナソニック・旧サンヨー陣営 VS ヤマハ・ブリヂストン陣営の2強対決です。
走行距離ならパナソニック、アシスト力ならヤマハ・ブリヂストン
電動自転車に搭載されているバッテリーは、パワー(アシスト力)が大きければ持続性(走行距離)が小さくなり、パワー(アシスト力)が小さければ持続性(走行距離)が大きくなります。
パナソニック製の電動自転車はアシスト力を抑えて走行距離を伸ばしています。パナソニックはパソコンや乾電池事業で「バッテリーが長持ち」という売り文句を損ないたくない、という思惑があるのです。
一方、ヤマハ製の電動自転車は走行距離を抑えてアシスト力が大きいです。ヤマハはバイク事業で「パワフルなエンジン」という売り文句を損ないたくない、という思惑があるのです。
ヤマハと同じバッテリーである、ブリジストンも走行距離を抑えてアシスト力が大きいことが特徴です。