保険の健康告知違反はバレる
生命保険や医療保険の健康告知書にウソを書いても、バレる仕組みになっています。
保険会社は診断履歴やカルテを見ることができる
保険会社は保険契約者の診断履歴やカルテを調べる権利を持っています。個人情報ですので、調査を拒否できますが、「調査できないなら給付金はお支払わない」というのが保険会社の言い分。
結局、調査に同意することになり、保険契約者の診断履歴やカルテが調べられます。つまり、個人情報保護を武器に、病歴を隠すことは事実上できません。
ちょうど2年後に解約される
保険会社は告知義務違反を見つけても、すぐには解約せず、2年後に解約します。なぜなら、告知違反による解約は法律上2年以内になっているからです。2年間は保険料を支払わせ、3年目になる一歩手前で解約し、ガッツリ儲ける作戦です。
2年後も解約・給付拒否の対象になる
先ほど「告知違反による解約は法律上2年以内」と書きましたが、「重大な告知違反」の場合は詐欺と見なされ、2年以上たっても解約の対象となります。「重大な告知違反」とはガンなどの死亡リスクの高い病気です。
告知は正直に
病気により多額の保険金が必要な時、告知違反をしていれば詐欺と見なし、給付金が支給されません。健康告知書は正直に書いたほうが無難です。