持病でも入れる保険のワナ
持病があっても入れることを売りにした保険が、テレビCMなどで宣伝されています。持病でも入れる保険には裏があり、「持病が悪化しても保険金が出ない」「高額保険料」「保障外だらけ」というのが特徴です。
持病が悪化しても保障されない
保険に加入して2年以内は、持病が悪化して入院しても、まったく保障はありません。持病に関係なく、保険に加入して90日以内はどんな病気になろうと保障されません。
保険料は高額
持病でも入れる保険は2種類あり、契約者の健康状態に関係なく入れる「無選択型」と、持病があっても、数項目に該当しなければ加入できる「引受基準緩和型」があります。
当然ながら、通常の保険プランに比べて両者とも保険料は高額であり、「引受基準緩和型」より「無選択型」の方が高いです。
最後の手段は、国民健康保険料と生活保護
国民健康保険は、ほぼすべての病気が補償され、医療費の自己負担を大幅に低減させる「高額療養費制度」などの軽減措置が充実しています。
国民健康保険を使っても医療費が払えない場合は、医療費が払えない時、最終手段は「生活保護」で紹介しましたが、最終手段は生活保護です。生活保護者は医療費の自己負担がゼロになります。
持病を持っている方は、国民健康保険料と生活保護が最後の手段のようです。