スティーブ・ジョブズに学ぶ「裏プレゼン」術

スティーブ・ジョブズは、新興宗教団体や政治家もよく使う裏テクニックを使ってプレゼンテーションをしています。観衆を魅了しているように見えますが、実際にはサクラである聴衆が会場を魅了しています。

聴衆を魅了しているのではなく、聴衆が演技をしている

下の動画は故・スティーブ・ジョブズがiPhoneのプレゼンテーションをしているところです。(1:30から数十秒だけ見て飛ばして下さい。)

聴衆は、ジョブズの一言一言に拍手を送ったり笑ったり。

次は新興宗教「幸福の科学」を母体とする政治団体「幸福実現党」の街頭演説です。(こちらも数十秒だけ見て飛ばして下さい。)

スティーブ・ジョブズ同様に、大川隆法総裁の一言一言に拍手を送ったり笑ったりしています。動画をよく見ると分かるのですが、拍手しているのは最前列1列の人だけです。彼らは一般人に見せかけた、いわばサクラです。前もってリハーサルを行い、周りを盛り上げています。

サクラ達のお陰で、大川氏がいかにも人気者の様に見えます。

大川氏同様、スティーブ・ジョブズは前もってサクラを雇っており、彼のプレゼンは聴衆を魅了しているのではなく、聴衆が演技をして彼のプレゼンを魅了しているのです。

最大の宣伝効果:他社メーカーを批判する

選挙になると、与党は野党の、野党は与党の批判を徹底的に行います。なぜ、それほど批判をするのか?批判は最大の宣伝になるからです。

スティーブ・ジョブズは他社メーカー製品の欠点を強調し、自社製品の優位性を強調します。